ポンコツ飲みhigachiharu.com さんも出るメンタメカーニバルににお誘い受けました。新事務所星生山に登り久住山に続く岩稜帯。吹きっ晒しで気温(昨日は−5度)より寒く感じるけど岩陰も多いのでご飯に良い場所です。こちらのルートは人も少ないし。天神行きの電車に揺られつつ昨日の雪山山行に思いを馳せてる。くまもん進出し過ぎげざーん。……車少なっ!ユキとツキ。 晴天、凍結。

金継ぎ

金継ぎ(きんつぎ)という技法がありまして…。割れた陶磁器を小麦粉(グルテン)と漆を混ぜた「麦漆」で接着し、その接着跡を金箔や金粉で装飾する技法です。なぜ小麦粉なのかと言いますと漆は常温高湿度により乾燥するので、割れを密着させる場合は湿気と酸素を内部に保持するための「つなぎ」が必要なんですね。グルテンのみ抽出して混ぜ合わせたほうが接着度は増しますが、粘度が高すぎて多少扱いづらくなります。
写真のように欠けている場合はパテ状にした麦漆、もしくは砥乃粉と漆を混ぜたもので成形します。一気に盛ると内部が乾燥しない場合があるので数層にわけて形作ったほうがいいですね。漆というものはただでさえ乾燥に時間を要するものですが、一度乾燥し損ねると半永久的に乾燥しなくなったりするのでやっかいなんです。

このカップは伊藤環の作。ぶつけてポロリと欠けてしまったので金継ぎで補修してみた次第。好きなものは割れたらポイなんて気にはならないものです。
伊藤環さんの個展は「陶屋なづな」が今年最後のようです。本人のホームページは作品写真などありませんが、「伊藤環」でGoogle画像検索すると作品写真がちらほら。

Last autumn

賀春の文字

毎年お問い合わせいただくのですが…。No.09No.10の「賀春」の字が間違ってないですか?と。確かに春の横棒が一本多く見えますね。あと賀の口の部分も日になってますし。
この画像に使用している文字は「角字」と呼ばれるものでして、明治二十八年発行「新撰伊呂波引紋帖大全」から取っています。一応、間違いない文字ですので安心ください。