6000万カブ

  • Thursday, May 22, 2008

HONDAの礎を築いた名車カブ。
今でも郵便配達や新聞配達、飲食店の出前などなど、日本で一番実用的に使用されているんじゃないかと思う。そんなカブ(スーパー・カブ)が累計生産台数が6000万を突破したそうだ。言うまでもなく世界一。基本設計そのままでの販売も唯一。

初めてカブを運転したのは忘れもしない中学一年のとき。 親戚の農家のおっちゃん宅にあったカブを従兄弟と農道を乗り回した。ポケバイに乗ったことはあったけど、原付とはいえ大人の乗るバイクははじめてだった。時速40キロを自分で運転してる快感。

スーパーカブは今年8月に発売50周年を迎える。

カブがホンダにとっていかに重要なのかは60年代北米市場での成功が大きい。日本と北米でのカブの大成功を足がかりに、ドイツ、イギリスと相次いで販売網を築き上げる。1963年には四輪生産(軽トラ)に進出し、1964年にはF1に参戦。1966年にはWGPで史上初の全種目メーカー優勝を成し遂げる。
そんな相次ぐ投資に耐えられたのも、各国で売れ続けるカブあったからこそ資金を調達できたのだ。

しかしカブはあくまで実用車。
レースの実績とはうらはらに、市場で受け入れられたのは実用性の高さであり、今日に続く先進企業のイメージからはほど遠かった。(四輪では1958年に北米進出したトヨタも失敗していた)
世界の二輪市場をリードしていたのはあくまでイギリス、ドイツ、イタリアのバイクだったのだ。

その牙城を崩し、量産車でも先進的技術力のHONDAを知らしめたのは1968年発表された CB750Four K0 だ。

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