あすだろう物語

  • Wednesday, March 12, 2003

ボンヤリ。何も考えずというわけでなくボンヤリ何かを考えている。ボンヤリ考えると当然のように合理的な考えができるわけもなく、確かな答えが出ることはまずない。でもその考える過程をボンヤリと過ごすことが好きなようだ。

ボンヤリ信号待ち。見上げると広告幕。「恋はGDPをあげる」。古臭いコピーだなとボンヤリ思っていると、隣のカップルが「GDPってなに?」「あれあれ。パイプくわえた外人の。終戦のさぁ。ほら」。。。
ボンヤリとジュンク堂とか言う巨大な本屋に足を運んだ。ままならない景気回復の劇的変化を求めるなら、アメリカ合衆国に属して日本州!もしくは今こそ鎖国!と常々ボンヤリ思ってるので、江戸時代の庶民生活の本を探してみた。パネルで検索していると、学生風の女性が急いだ調子で店員に本の所在を聞いていた。「愛と死ってタイトルの本探してるんですけど。綾小路きみまろの」。。。

江戸庶民事情を購入。早速読みたくなったので公園でボンヤリ読んでると、「なんでだろーなんでだろー」と子供達の声。どうやら子供達にはまだまだ人気があるとみえるテツ&トモ。
木があるのなんでだろーイスがあるのなんでだろー。子供達は目に映るものをそのまま替え歌にしてる様子。草があるのなんでだろー歩いてるのなんでだろー。。。
ボンヤリ聞いてるとなんと哲学的な替え歌か。本を読むことも忘れボンヤリ考えさせられる。生きているのなんでだろう。いやさ、何の為に生きているのだろう。そうだ、僕がここにいるのなんでだろう。あぁなんでだろうなんでだろう。ここはどこだろう。私は誰だろう。本当に今日は今日なのだろうか。。。
明日はヒノキになれ。。。ないだろうな。ボンヤリだもの。

© KOJI KOMIYA.