カミの国

  • Sunday, November 11, 2001

94年頃。インターネットが今ほど一般的じゃなかった時代。
当時デザイナーだった僕は、とある雑誌でアメリカのSOHO事情と「インターネットが爆発的に普及したら紙媒体はその存在が危ぶまれる」なんて記事を読んだ記憶がある。
今じゃデザイン=パソコンってのが当然だけど、そのころの福岡のデザイン業界はまだMacを使ってないところあったりと、版下のトンボや罫線もロットリングで書いたりと、職人的要素がちょっとばかし必要だったりしたもんです。文字に至っては、写植屋さんに書体・級数・行間・字間を想像し、指定発注するので、今みたいににモニタ見ながら文字を組めるほど簡単じゃなかった。そんな尊敬すべき文字組みのプロも今や専門職としての場はほとんどない。

インターネットの普及とともに衰退を予想されていた「紙」。
このHPってば、紙(年賀状)を使うことが前提となってる上に、
紙(雑誌)に紹介されてアクセス数が伸びて。。。なんか変な感じだ。
ほら、ね、「紙」の国ですから。。。森首相か俺。

© KOJI KOMIYA.